こんにちは、保育士のさきです。今日は1歳児の食事についてお話ししたいと思います。1歳児は離乳食から幼児食へと移行する時期ですが、どんなものを食べさせるといいのでしょうか?また、どんなものは避けたほうがいいのでしょうか?ここでは、お勧めとお勧めでないものを箇条書きと説明を交えてわかりやすく記載していきます。
【お勧めのもの】
- ご飯やパンなどの主食。1歳児はエネルギーが必要なので、主食はしっかりと食べさせましょう。ご飯は柔らかめに炊いたものやお粥がおすすめです。パンはやわらかくて小さくちぎったものを選びましょう。
- 野菜や果物などの副菜。1歳児はビタミンやミネラルが不足しがちなので、色とりどりの野菜や果物を食べさせましょう。野菜は茹でたり蒸したりして柔らかくし、果物は皮をむいて小さく切りましょう。
- 肉や魚などのタンパク質。1歳児は身体の成長に必要なタンパク質を摂る必要があります。肉や魚は細かく刻んだりひき肉にしたりして、味付けは薄めにしましょう。卵や豆腐なども良いタンパク質源です。
- 牛乳やヨーグルトなどの乳製品。1歳児は骨や歯の形成に必要なカルシウムを摂る必要があります。牛乳やヨーグルトなどの乳製品はカルシウムが豊富で、消化も良いのでおすすめです。ただし、牛乳は一日200ml程度に抑えましょう。
【お勧めでないもの】
- 塩分や砂糖が多いもの。1歳児は塩分や砂糖に対する感覚が敏感なので、過剰に摂ると味覚障害や健康障害を引き起こす可能性があります。インスタント食品や加工食品、ジュースや菓子などは控えましょう。
- 硬いものや大きいもの。1歳児は歯がまだ生えそろっていないので、噛み切れなかったり、喉に詰まらせたりする危険があります。ナッツやポップコーン、キャンディーなどは避けましょう。
- アレルギーの原因となるもの。1歳児はアレルギーを発症する可能性が高いので、アレルギーの原因となるものは慎重に与えましょう。特に卵白や小麦粉、ナッツ類、海老やカニなどは注意が必要です。初めて与えるときは少量から始めて、様子を見ましょう。
以上が、1歳児の食事についてのお勧めとお勧めでないものの紹介でした。1歳児は食べることに興味を持ち始める時期なので、バランスの良い食事を楽しく食べさせてあげましょう。それでは、また次回お会いしましょう。保育士のさきでした。

保育士・会社員としての勤務経験のある女性です。保育士・幼稚園教諭・食生活アドバイザーの資格を保有しています。現在、自身も小さな子供の子育てに奮闘中です。自分自身の経験を活かし、少しでも皆様のお役に立てる情報を提供できように日々勉強・努力しています!
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