こんにちは、保育士さきです。今日は、食育に成功した園児・幼児の事例やインタビューを紹介したいと思います。食育とは、食べることに関する知識やスキルを身につけることで、健康や生活の質を高める教育のことです。私は、保育園で働く中で、食育の重要性を感じています。子どもたちが食べ物に興味を持ち、自分で選んだり作ったりすることで、食事の楽しさや感謝の気持ちを育むことができます。また、食べることは、人とのコミュニケーションや文化の理解にもつながります。そこで、私が実際に見たり聞いたりした、食育に成功した園児・幼児の事例やインタビューをいくつかご紹介します。
野菜嫌いだった子が野菜好きになった話
この事例は、私が担当していた3歳児クラスの子どもです。彼は、野菜が苦手で、給食の時には皿に残してしまうことが多かったです。私は、彼に野菜の魅力を伝えるために、以下のような工夫をしました。
- 野菜の種類や色や形や味を教える。例えば、「これはトマトだよ。赤くて丸くて甘酸っぱいよ」と言って見せたり味わわせたりします。
- 野菜の成長過程や由来を教える。例えば、「トマトは種から芽が出て花が咲いて実がなるんだよ。日本では夏に旬だけど、南国では一年中食べられるんだよ」と言って絵本や写真を見せたりします。
- 野菜を使った料理や工作を一緒にする。例えば、「トマトはサラダやスープに入れると美味しいよ。今日はトマトのスープを作ろうか」と言って調理器具や材料を用意したり、「トマトは赤くて丸いから、ペットボトルのキャップで切ってスタンプにすると楽しいよ」と言って紙や絵の具を用意したりします。
これらの工夫のおかげで、彼は徐々に野菜に興味を持ち始めました。最初は「トマト」という言葉だけ覚えていましたが、次第に色や形や味も覚えていきました。そして、給食の時にも「トマト食べる」と言って自分から取ったり食べたりするようになりました。今では、他の野菜も好きになっています。
お弁当作りに挑戦した話
この事例は、私が以前勤めていた保育園で行ったイベントです。その保育園では、年長さん(5歳児)クラスの子どもたちに、お弁当作りに挑戦させることにしました。その目的は、以下のようなものでした。
- 自分で考えて行動する力を育む。お弁当のメニューや容器や飾りを自分で決めたり用意したりします。
- 食べ物の栄養やバランスを学ぶ。お弁当に入れる食べ物の種類や量や彩りを考えたり調べたりします。
- 食べ物の作り方や保存方法を学ぶ。お弁当に入れる食べ物の切り方や炊き方や冷まし方や詰め方を覚えたり実践したりします。
- 食べ物の感謝や楽しさを感じる。自分で作ったお弁当を友だちや先生と一緒に食べたり見せ合ったりします。
このイベントでは、子どもたちが自分で作ったお弁当を持って、近くの公園にピクニックに行きました。お弁当の中身は、それぞれ個性があって、色とりどりでした。子どもたちは、自分のお弁当を誇らしげに見せ合ったり、友だちのお弁当を褒めたりしました。そして、美味しそうに食べました。食べ終わった後は、お弁当箱や包み紙をきちんと片付けました。子どもたちは、「お弁当作るの楽しかった」「自分で作ったお弁当は美味しい」「お母さんやお父さんが毎日お弁当作ってくれるのすごい」と言っていました。
このイベントを通して、子どもたちが食育の様々な側面を体験できたと思います。また、子どもたちが食べ物に対する興味や関心や感性を豊かにすることができたと思います。私は、これからも食育に取り組んでいきたいと思います。食育は、子どもたちの健康や幸せにつながる大切な教育だと思います。
以上が、私の食育に関する記事でした。読んでくださってありがとうございました。

保育士・会社員としての勤務経験のある女性です。保育士・幼稚園教諭・食生活アドバイザーの資格を保有しています。現在、自身も小さな子供の子育てに奮闘中です。自分自身の経験を活かし、少しでも皆様のお役に立てる情報を提供できように日々勉強・努力しています!
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