こんにちは、保育士さきです。今日は、私の友人が実践していたおむつなし育児についてお話ししたいと思います。おむつなし育児とは、赤ちゃんにおむつを履かせずに、排泄のサインを見てトイレやポットに連れて行く方法です。私の友人は、生後3ヶ月からこの方法を始めたそうです。最初は不安だったそうですが、徐々に赤ちゃんとのコミュニケーションがとれるようになり、今ではおむつなし育児のメリットを感じているそうです。おむつなし育児に興味のある方や、始めたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
おむつなし育児のメリット
おむつなし育児には、以下のようなメリットがあります。
- 赤ちゃんの排泄のサインを見逃さなくなる:おむつなし育児をすると、赤ちゃんが排泄したいときにどんなサインを出すかを観察するようになります。例えば、ぐずったり、顔を赤くしたり、足をバタバタさせたりすることがあります。これらのサインを見逃さないようにすると、赤ちゃんのニーズに応えることができます。
- 赤ちゃんとのスキンシップが増える:おむつなし育児をすると、赤ちゃんを抱っこしてトイレやポットに連れて行く機会が増えます。このときに、赤ちゃんの体や顔を触ったり、声をかけたりすることで、スキンシップが増えます。スキンシップは、赤ちゃんの発達や親子の絆にとても大切です。
- 早期トイレトレーニングができる:おむつなし育児をすると、赤ちゃんは自分の排泄に気づくようになります。また、トイレやポットで排泄することに慣れます。これは、早期トイレトレーニングにつながります。早期トイレトレーニングは、おむつ代や洗濯物の節約にもなります。
おむつなし育児の始め方
おむつなし育児を始めるには、以下のような準備が必要です。
- ポットや便器:赤ちゃんが排泄する場所として、ポットや便器を用意します。ポットは小さくて持ち運びやすいものが便利です。便器は、赤ちゃん用の便座カバーを使うと安心です。
- 防水シートやタオル:赤ちゃんが漏らしてしまったときに備えて、防水シートやタオルを用意します。防水シートはベビーベッドや床に敷いておきます。タオルは、赤ちゃんのお尻や足を拭くのに使います。
- おむつカバーやパンツ:赤ちゃんに履かせるものとして、おむつカバーやパンツを用意します。おむつカバーは、おむつなし育児用のものがあります。パンツは、薄手で乾きやすいものがおすすめです。
おむつなし育児を始めるときは、赤ちゃんが排泄するタイミングを見極めることが大切です。赤ちゃんは、起きたときや授乳後などに排泄することが多いです。また、赤ちゃんのサインを見逃さないように注意します。赤ちゃんが排泄したいときには、すぐにポットや便器に連れて行きます。ポットや便器で排泄できたら、声をかけてほめてあげます。
おむつなし育児の注意点
おむつなし育児には、以下のような注意点があります。
- 無理強いしない:おむつなし育児は、赤ちゃんとのコミュニケーションが大切です。赤ちゃんが排泄したくないときや嫌がるときは、無理強いしないでください。赤ちゃんの
- 快適な環境:おむつなし育児をするときは、赤ちゃんに快適な環境を作ってあげてください。部屋の温度や湿度を適切に保ち、赤ちゃんの下半身には綿の布やパンツなどを履かせてあげましょう。おむつをはかせないことで、赤ちゃんの肌が荒れたり、感染症にかかったりするリスクも減ります。
おむつなし育児とは、赤ちゃんが排泄のサインを出すと、おむつを外しておまるやトイレなどで排泄させてあげる育児方法です。紙おむつが普及する前は、日本でも一般的だったそうです。今でも、開発途上国では多くの赤ちゃんがおむつなしで育っています。
おむつなし育児のメリットはたくさんあります。赤ちゃんにとっては、気持ちよく排泄できるので、便秘や頻尿の予防や改善になります。おむつかぶれもなくなります。排泄コントロール能力が自然に育ち、早くオムツが卒業できます。おむつを外す時間が増えると、体の動きも活発になります。もちろん、デメリットもあります。短期的には、オムツの中で排泄させるよりも手間がかかります。失敗して洗濯物が増えることもあります。赤ちゃんの排泄に振り回されることもあります。周りから理解されないこともあるかもしれません。
しかし、おむつなし育児は、赤ちゃんも親も幸せになれる素敵な育児方法の1つです。是非一度ご検討なされてはいかがでしょうか。

保育士・会社員としての勤務経験のある女性です。保育士・幼稚園教諭・食生活アドバイザーの資格を保有しています。現在、自身も小さな子供の子育てに奮闘中です。自分自身の経験を活かし、少しでも皆様のお役に立てる情報を提供できように日々勉強・努力しています!
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